過去と向き合う

過去と突然再会することがある。

思いがけず、あの頃の何かと出くわしてしまい、
時間の経過とその速さに胸が締め付けられてしまう。

夢中になって読んでいたブログサイト。
ちょっとした変化のきっかけをくれた人。
10年近く前に書いたテキスト。
妙に懐かしい匂い。
何度も繰り返して聴いたメロディー。
談笑している自分の写真。

この数ヶ月、色々な過去が会いにきてくれた。

ブログサイトは読まなくなった頃から数年後で日付が止まっていた。
懐かしいあの人は、角が取れて少しだけ取っ付きやすくなっていた。
10年前のテキストは新しい活動への期待と緊張が感じられていた。
懐かしい匂いはなぜか中学生の頃を思い出してしまう。
自分の写真はあんまり変わっていない。

ただ懐かしいと思うだけじゃない。

その当時自分がやっていたことは、今の自分をしっかり形成しているか?
あの頃の考え方から、どう発展してきているか?

今の自分が過去の物となって、5年後や10年後の自分と出会った時、
未来の自分はどう思うのだろうか。

先のことを見据えながらも、過去が会いにきたときは
ちょっと立ち止まってそいつと向き合ってみることにしてる。

それはきっと、その時がそういうタイミングなんだろうから。

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