中小零細企業の「おひとり広報」をみんなで支えましょう!
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
自社のPRや発信に関する「広報業務」。複数の社員で構成された専門の部署を設置している企業もありますが、そのほとんどが大企業です。中小や零細企業では広報自体を行っているところが少なかったり、後回しになっていたりしていますが、近年では、社員1人を抜擢して広報担当に置く企業が増えてきました。
しかし、たった1人で広報を担当することは簡単ではありません。ましてや「広報なんてやったことありません!」という方がほとんどです。このような「おひとり広報」や「初心者広報」が社内で孤立してしまうことは珍しくありません。
・何から手をつければいいか分からない
・広報に関する知識がなく、どう学べばいいか分からない
・社内の人員やリソースをうまく利用することができない
など、こうした悩みを抱えている「おひとり広報」を孤立させないために、社長をはじめ社員みんなのバックアップが必要です。
社員みんなで協力をして、以下の内容を検討・実践してみましょう!
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1)目標の明確化
まず最初に、広報活動の目標を明確にしましょう。企業が達成したいことや、広報活動が果たすべき役割を明確にすることで、広報戦略の方向性が明確化されます。目標が明確であれば、実行するタスクや戦略も自然と整理されます。
例:ホームページの現状把握・課題の洗い出し・今後進めていく具体的な内容検討(企業ブログやSNS、動画の活用など)
2)社内や外部の連携強化
「おひとり広報」が孤立しないようにするために、内外の連携を強化しましょう。社内の他部門と連携したり、情報共有や協力体制を築くことが重要です。また、予算に余裕があれば外部のパートナーやコンサルタントとの連携も活用し、広報活動の幅を広げましょう。
例:営業社員への取材・写真や図面の提供依頼・ネタづくりのミーティング
3)コミュニケーションの活性化
コミュニケーションは広報活動の中心です。社内外とのコミュニケーションを円滑に行うためには、明確で適切なメッセージングが必要です。また、定期的な報告や会議を通じて情報共有を促進し、関係者とのコミュニケーションを強化しましょう。
例:定期的な広報ミーティング・外部パートナーとの密な連絡や面談
4)自己成長と学習の継続
ウェブを活用した広報のトレンドは常に変化しています。そのため、広報担当者自身が自己成長と学習の意識を持つことが重要です。業界のトレンドや新しい技術について常に情報収集し、自己研鑽を怠らないようにしましょう。それも大切な業務の一環です!
例:インターネットや書籍からの情報収集・広報に特化したセミナーや交流会への参加
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それぞれの社員が、「広報は自分の仕事じゃないから関係ない」と放置し続けるのは悪手です。「おひとり広報」でも「広報チーム」でも、社員みんなでバックアップしている企業は、とてもいい社内風土を形成し、その様子が発信されています。
営業だけでなく、人材採用にも大きな影響を及ぼす「広報」。それを一手に担っている「おひとり広報」さんを、皆さんで協力してしっかりバックアップしてくださいね。
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「カキタイのミカタ」の研修は、企業ブログや施工事例の発信を継続するために必要なライティングスキルや運営のコツをレクチャーしています。
また、広報だけでなくブログ制作の進行やバックアップも行っています。今回のテーマになった「おひとり広報」さんの外部パートナーもお請けいたします。もちろんミーティングにも参加しますよ。ぜひお気軽にご相談くださいませ!