ストック型メディアとフロー型メディア、どちらがいいの?


こんにちは、コピーライターのオオニシです。

「ブログって時代遅れじゃないですか?」
「企業の発信ってSNSだけでよくないですか?」


これ、よく聞かれます。ホームページのコンテンツを作成したり、企業ブログを教えている私にとっては、なんだか否定されているような気がして悲しくなるのですが(汗)、こういった質問へのお答えを今回の記事にしたいと思います。

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「ストック型メディア」と「フロー型メディア」

ウェブ上で発信されている情報やコンテンツは大きく二つ「ストック型メディア」と「フロー型メディア」に分けられます。それぞれ「どれぐらいの速さで情報が流れていくか」が大きな違いです。

■ストック型メディア

長期間にわたり価値が保持されるコンテンツを発信するメディアです。ホームページのコンテンツやブログ記事、施工事例、電子書籍(eBook)、白書や資料(ホワイトペーパー)、動画コンテンツなどが挙げられます。

・メリット

情報や知識を蓄積していくので、長期間にわたってユーザーはそれらを参照することができます。に価値を提供します。また、定期的に高品質なコンテンツを提供することで、ユーザーから信頼を得ることができます。専門的な知識を共有する企業ブログや施工事例は、信頼性の高い情報源となります。

・デメリット

最新のニュースやトレンドに即応することが難しいため、リアルタイムの情報発信には不向きです。また、コンテンツ制作に時間やコストが掛かり、認知されるまでに時間がかかります。

■フロー型メディア

即時性が高く、リアルタイムの情報投下とコミュニケーションなど瞬発力の高さと拡散力が特徴です。TwitterやInstagram、FacebookなどSNSの投稿記事、ニュースサイトの記事などが挙げられます。

・メリット

リアルタイムで情報を発信できるので即時性が高く、ユーザーとのコミュニケーションを迅速に行うことができます。また、誰でも簡単に投稿ができるので、導入しやすいメリットもあります。「バズる」という言葉があるように、記事が爆発的に拡散される場合があります。

・デメリット

情報が一過性になってしまい、タイムラインのスピードによって流れてしまったり他の投稿者の記事に埋もれてしまうため、ユーザーの目に留まる機会が一時的です。若年層ではSNSを検索ツールとして利用するユーザーが増えてきましたが、SNSの種類によって特色が異なるのでターゲットや見せ方の使い分けが必要です。

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「ストック型メディア」も「フロー型メディア」もそれぞれの利点があり、「こっちが正解!」ということはありません。

また、どちらのメディアも醸成させていくための時間とコストは必ず掛かってしまうので、「SNSの方がお手軽で簡単!」ということでもないのです。

それぞれの特性をしっかり理解して、自社にとっての最善な組み合わせや手法を見つけていくことが大切です。

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