企業ブログのライティングに生成AI「Chat GPT」は使えるのか?
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
ずいぶん前から「AIが様々な職業を奪っていく」と言われています。実際にAIの精度は年々高まり、人の手ではなく自動化に置き換えられつつあるものもあります。
そうした中で、顕著なのが「ライティング(文章作成)」です。
「カキタイのミカタ」では、企業ブログや施工事例のライティングをレクチャーしているのですが、この「AIによる自動化」を上手く取り入れられないかと考えています。
AIを使ったことのない方々が持つ一般的なイメージとしては、「クリックしたらすぐに文章が出てくるから、もう自分で書く必要ないよね!」だと思います。
実際に当サイトのブログ記事を、有名なテキスト生成AIの「ChatGPT」の無料版(3.5)を使って、10本ほど作成してみました。(ちなみに今回の記事は私自身が書いています)
結果としては、「ある程度の作業を省略できる」ということが分かりました。
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「ChatGPT」は、AIとチャットをすることで、テキストを生成していきます。その最初の一歩として「プロンプト」というAIへの問いかけや指示を文章として入力する必要があります。
このプロンプトで上手く誘導できれば、自分自身の望んだテキストに近いものが生成されますが、そうでなければ何度もプロンプトを入力して(チャットを繰り返して)軌道修正していかなければいけません。
もちろん、ネタとして何を書くかを「ChatGPT」に相談することもできますが、基本的にネタは自分で出した方が、競合他社との差別化を図った会社独自の視点でのブログ記事ができそうです。
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記事の出力ができれば「完成!」となりそうですが、「情報が間違っていないかどうか」の精査が必要になります。というのも、「ChatGPT」は必ず正しい情報を出してくれるというわけではないからです。
また、文体(トンマナ)の修正や追加情報などを入れるために「リライト」も必要です。何度も読み直しをして、読みやすい文章に修正をしなければなりません。
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このように、クリックするだけで簡単に記事ができるというわけではないのですが、ある程度の作業工程はカットができるので、使い方を覚えて導入すると便利ではあります。(カットした分、必要な作業が出ますが)
実際に使ってみて、これは企業ブログの作成に導入した方がいいなと思いました。近々、「ChatGPTを使ったライティング研修」を企画してみます。興味のある経営者様や担当者様はぜひご相談くださいませ!