人材採用を目的としたオウンドメディア「採用ブログ」のススメ


こんにちは、コピーライターのオオニシです。

企業ブログや社長ブログにはいろいろなメリットがあるという記事を、これまでにいくつか書いてきました。見込み顧客からの信頼獲得や、競合他社との差別化の訴求、社内コミュニケーションやインナーブランディング、情報資産の社内共有などをお伝えしてきました。

参考)「企業ブログと施工事例を書き続けることで起こる「大きな変化」とは?」
   「社長ブログを書いてみませんか?色々な効果やメリットがありますよ!」

こうした企業ブログや社長ブログをはじめとするオウンドメディアの中には、「人材採用」を目的とした「採用ブログ」というカテゴリーがあります。

求職者はパンフレットで概要を掴んで、興味を持ったら必ず企業サイトを見ます。そして、サイトのトップページや固定ページに書かれている事業内容の詳細や特長、企業理念や社長の言葉、企業の沿革などを確認した上で、企業ブログや社長ブログ、そして採用ブログを読みます。

そこからその企業がどのような想いで自社の製品やサービスを訴求しているのかを知り、さらに、どのような人たちがどのように働いているのかをより具体的にイメージするのです。

私はこれまでコピーライターとして、就職説明会で使われる採用パンフレットやサイト内の採用ページ、採用専用のオウンドメディアなど多くの人材採用ツールの制作チームに参加してきました。

今回はそうした制作現場で実感した「採用ブログの効果」についてご紹介します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【 企業の「パーソナリティ」の発信 】

まず、採用ブログを通じて、会社の「パーソナリティ」を発信することができます。これは、企業のビジョンやミッションの紹介だけでなく、日々の社員の働き方や取り組み、社員のインタビュー記事などを通じて実際の企業風土を伝えることができるという点で非常に重要です。

例えば、新入社員の一日を追った記事や、社内イベントのレポートなどは、求職者に対して生き生きとした職場環境を伝えることができます。これにより、求職者は自分がその企業で働くイメージを具体的に持ちやすくなります。

気をつけていただきたいのは、業務と関係のない「社員の日記」になるのを避けることです。必ず業務や社内環境のPRにつながる落とし込みにしましょう。

参考)「企業ブログに「社員の日記」を書いてはいけない理由」

【 企業の「透明性」は求職者からの信頼につながる 】

次に、採用ブログは「信頼性」の向上にもつながります。ブログを定期的に更新し、企業の活動や業績、社会的取り組みなどを発信することで、求職者に対して企業の透明性や信頼性をアピールすることができます。

求職者がチェックするサイトは、自社だけではありません。数十社の企業を精査して、自分が働く姿をイメージしながら、自らがマッチする企業を絞り込んでいきます。「こういう環境で働いてみたい!」とサイトやパンフからイメージできない企業や職場は除外されてしまいます。

【 ブログ記事の内容を「多面的」にする 】

記事の更新頻度を保ち、定期的に新しいコンテンツを提供することで、ブログの閲覧者である求職者に対して継続的な関心を引きつけることが大切です。

また、様々な切り口やテーマで記事の見せ方を多面的に展開することで、あらゆる方向から興味と親しみを持ってもらえます。企業の最新ニュースや社員インタビューだけでなく、業界のトレンド紹介やキャリアパスなど様々な角度からテーマを取り上げることで、幅広い求職者層にアピールすることができます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

企業組織を強化するための人材採用。
円滑な業務のためにも、離職率を下げておくためにも、採用段階で自社の風土や働き方にマッチする人材と出会いたいですよね。

採用ブログは、企業ブログや社長ブログと同じように、工夫次第で内製化することができます。新卒や中途採用などを行なっているけど、集まりが悪いな・・・という場合は、オウンドメディアのひとつのカテゴリーとして「採用ブログ」を取り入れてみてくださいね。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■

「カキタイのミカタ」は、企業ブログや施工事例のライティングを続けるために必要なスキルやコツのレクチャーだけでなく、内製化に向けたサポート(伴走)もしています。

今回ご紹介した「採用ブログ」についても、現役のコピーライターが強力にバックアップをします。

「採用サイトに掛ける予算がない・・・」「何をどう書いていいか分からない!」「学生が興味を持つ記事ってどんなの!?」といったお悩みにお応えしています。ぜひお気軽にご相談ください。おひとり担当者様のサポートもしますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA