ブログ記事作成代行と社員による内製、それぞれのメリットとデメリット


こんにちは、コピーライターのオオニシです。

企業ブログや社長ブログ、採用ブログなどのオウンドメディア記事の作成。「カキタイのミカタ」では研修を経ての内製化をオススメしていますが、「時間はないけど予算はある!」という場合には、記事作成代行をしている専門業者やプロのライターに依頼するのもひとつの手段だと考えています。

予算を組んで社外のライターに記事作成を依頼するか・・・それとも、社内研修をして事業に精通している自分たちで内製化を進めるか・・・企業によってケースバイケースですが、どちらを選べばいいのか悩ましいところですよね。

今回は、記事作成代行と社員による内製のメリットやデメリットをご紹介します!

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《 記事内製のメリット 》

1)内部知識が活用できる

企業内部の専門知識やノウハウを活かし、企業独自のリアルな事例を盛り込んだ、より深い内容の記事が作成できます。具体的なプロジェクトやケーススタディを詳しく紹介することで、見込み顧客に信頼感を与えることができます。

2)持続的なスキルアップを図れる

社員自身が記事を書くことで、それ自体が自己学習となり、スキルを高める機会になります。また、長期的に継続させることで、情報や知識が知的財産として蓄積・共有されていきます。これらは新入社員にとっても非常に有益な資料や教材となります。

3)長期的にコストを削減できる

研修などの初期投資は必要ですが、長期的に見れば外部委託にかかるコストを確実に削減できます。また、社内リソースを有効活用できるので、コンテンツを長期的に制作することが可能になります。

《 記事内製のデメリット 》

1)初期コストの投入と作成時間の確保

社員がブログ記事を執筆するためのライティング研修に初期コストがかかります。また、社員が記事を書くため、これまでの業務に新たな作業が加わることになります(記事作成も業務の一環として捉えてもらいますが)。社員自身が記事制作に十分な時間を確保できない場合、コンテンツの更新が遅れるリスクもあります。

2)コンテンツの品質と運営の管理が必要

記事のトーンやスタイル、一貫したメッセージを維持させるためのチェック機能など、品質管理が課題になります(ただし、記事代行でもこの管理は必要です)。また、記事作成プロジェクトの進行管理やチーム内でのコミュニケーションに調整が必要になる場合があります。

3)継続するためのモチベーションの維持

記事を作成する社員のモチベーションを長期間維持することが難しい場合、コンテンツ制作がストップしてしまうリスクがあります。また、記事の作成を属人化させた場合(おひとり担当者)、その社員が異動や退職をした際に、コンテンツ制作のリソースが変動し、安定した運用が難しくなることがあります。


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《 記事作成代行のメリット 》

1)プロフェッショナルな品質が期待できる

プロのライターが記事を執筆するため、読みやすく伝わりやすい高品質な文章に仕上がります。また、SEOに精通したライターが記事を執筆する場合は、指定のキーワードを盛り込んだ記事を作成するので、Web検索されやすくなることが期待できます。

2)時間的コストを節約できる

社員が記事を書く時間を節約できるため、担当している業務に集中できます。また、内部リソースを使わずに外部委託をすることで、研修やセミナーなどのトレーニングコストを削減できます。

3)外部からの新たな視点での記事作成

外部ライターが企業の外から新しい視点やアイデアを提供することで、コンテンツに多様性が生まれます。社内では「当たり前だ」「記事にするほどでもない」と考えていることでも、工夫された見せ方で記事にしてもらえます。

《 記事作成代行のデメリット 》

1)一貫したメッセージを維持しにくい

クラウドソーシングを通して不特定多数の外部ライターに依頼する場合、企業のビジョンやミッションに沿った、一貫したメッセージ、トーンやスタイルの理解や記事への反映が難しいことがあります。記事内製と同じように、内容や品質をチェックするための機能や管理が必要となります。

2)長期的な金銭コストが掛かる

企業ブログや施工事例などのオウンドメディアは、長期間に渡って継続しなければ効果は発揮されません。外部ライターに依頼し続けることで、時間的なコストは掛かりませんが金銭的なコストが高くなってしまいます。また、修正や追加要求が発生した場合に、追加費用が掛かってしまいます。

3)社内情報伝達の課題

企業の内部情報や専門知識を外部ライターに伝えるのが難しい場合があります。企業取材やヒアリングに不慣れなライターや、クラウドソーシングを通してオンライン上で依頼をしたライターには、そうしたコミュニケーションに時間がかかり、修正や改善のスピードが遅れることがあります。

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「記事作成代行と内製化、どちらがいいの?」という問いに対して、「こっち!」という答えはありません。企業によって、社内のリソース(人員や予算)や何を発信していきたいのかは、それぞれ違っているからです。

企業のニーズやリソースに応じてどちらかを選択するか、もしくは双方をバランスよく活用していき、フェーズごとに上手く使い分けていくことが重要ではないでしょうか。

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「カキタイのミカタ」は、企業ブログや施工事例のライティングを続けるために必要なスキルやコツの研修だけでなく、コンテンツ制作のサポート(伴走)もしています。

オウンドメディアの記事作成についても、記事のリライトや作成代行のご依頼もお請けしております。

「社員に記事を書いてもらう時間がない!」「何をどう書いていいか分からない」「記事代行の予算を掛けたくないなぁ・・・」といったお悩みにお応えしています。ぜひお気軽にご相談ください。おひとり担当者様もしっかりサポートしますよ!

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