記事ライターとコピーライターって何が違うの?という疑問
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
前回、前々回の当ブログ記事で「記事作成代行」について触れました。
(参考:「ブログ記事作成代行と社員による内製、それぞれのメリットとデメリット」)
(参考:「記事作成代行と内製のちょうどいいバランスは「内製化に向けたサポート」」)
記事作成の代行は、専門会社に依頼する場合と、クラウドソーシングサイトを通して個人のライターに依頼する場合が多くを占めると思います。で、実際にライティングを担当するのは当然「ライター」です。
この「ライター」という業種には色々なジャンルのライターが含まれていますが、どういった「ライター」に依頼するかで成果が大きく異なります。
そこで、今回は「ライター」と「コピーライター」の違いについてお話をしていきます。
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《 ライターの仕事 》
一般的に「ライター」というと、ズバリ「文章を書く仕事」なのですが、そのジャンルは多岐にわたります。多くの場合は取材ライターを指しますが、雑誌ライターやブックライター、ウェブライター、ルポライターなどがあります。
編集者から指示されたテーマやコンセプトに基づいて、取材先にアポイントを取り(編集者がする場合もあります)、そこで得た情報を記事にします。場合によっては、取材をせずに与えられた資料をもとに読みやすい記事にすることもあります。
《 コピーライターの仕事 》
全てではありませんが、基本的には「広告媒体」を中心とした文章を手掛けています。「キャッチコピーを書く仕事ですよね」と言われますが、短いコピーだけではありません。もちろん長文も書きます。特に企業サイトのテキストではSEO対策を考慮して3000〜10000文字のコンテンツを依頼されることも多くあります。
企業から直接依頼される場合もありますが、私の場合はウェブ制作会社やデザイナーからの依頼が割合としては多いです。クライアント企業に伺い、コンテンツ内容やコンセプトを代表者や担当者と相談し、その内容に対してヒアリングをして(場合によっては複数回)、それらをもとにコンテンツに仕上げていきます。
(参考:「コピーライターとしてのスキルがライティング研修に活かされた話」)
《 ライターとコピーライターの違い 》
読み手に正しい情報を伝えることは、ライターとコピーライターの共通部分ですが、コピーライターは「企業の課題解決」を目的としていることが、大きな違いです。
企業の商品やサービス、ブランドを「どのようなコンセプトで伝えるか」「どういった企画で打ち出していくか」、さらに「企業側も見えていない魅力や強みをどう見つけるか」がコピーライターの役割と言えるでしょう。
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ライターもコピーライターも取材先やクライアントの意図を汲(く)み取り、時間を掛けて思考を重ね、「言葉」としてアウトプットする業種ですが、上記のような違いがあります。
「文章を書くんだったら同じような仕事でしょ?」と思われがちですが、文章関連のお困りごとでライティングの依頼をされる場合は、こうしたことに留意して発注されると間違いや行き違いが少ないですよ!
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