企業ブログの記事作成に掛かる時間ってどれくらい?
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
研修事業をしていると、企業ブログの記事作成にかける「時間」についてよく質問をされます。それだけ、隙間時間で書いてしまいたい、時間をかけたくないという気持ちが伝わってきます。当然の気持ちですし、面倒なことはパパッと済ませてしまいたいというのもよく分かります。
そういう質問をお受けした際、私はいつも「執筆者と内容による」としかお答えしていませんでした。というのも、
・執筆者の文章力やタイピング速度(書き慣れているか)
・専門知識の有無(そのテーマを熟知しているか)
・情報収集や調査が必要かどうか(他部署へのリサーチなど)
・・・こうした条件次第で大きく変わってしまうからです。
それを踏まえて、一般的な会社員が企業ブログを書くなら、だいたいこれぐらいかな?という目安を自分なりに考えてみました。
前提として「企画やテーマ」はすでに決まっており作成時間に含めない、とします。
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【 約600文字の記事 】
目安時間: 約1~2時間
短い記事であるため、内容が明確であれば比較的スムーズに執筆できます。ただし、内容が専門的であったり、文章を整える時間が必要な場合は時間がかかることもあります。
《 600文字はこれぐらいのボリューム 》
「自分のライティング技術を文章で困っている人のために伝えたい」
【 約1000文字の記事 】
目安時間: 約2~3時間
600文字の記事に比べ、少し深掘りする必要があるため、情報の整理や構成を考える時間が増えます。また、文章の一貫性を保つためのリライトや編集作業にも時間が必要です。
《 1000文字はこれぐらいのボリューム 》
「コピーライターとしてのスキルがライティング研修に活かされた話」
【 約1500文字の記事 】
目安時間: 約3~5時間
1500文字は中程度の長さであり、内容の深掘りに加え、詳細に説明する必要があります。そのため、情報収集や文章の構成に十分な時間を割く必要があります。また、全体の流れを考慮しつつ、読みやすい文章に仕上げるための校正作業も重要です。
《 1500文字はこれぐらいのボリューム 》
「中小零細企業の「おひとり広報」をみんなで支えましょう!」
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上記は、あくまでも「これぐらいじゃないかな?」という目安です。書き慣れている人や、書きやすいテーマの場合は、もっと早く書き終わるのではないでしょうか。
こうした時間を見て、「そんな何時間もかけられないよ!」「そうか、企業ブログはやめておこう・・・」となってしまう方はたくさんおられると思いますし、実際に書き始めてみて心が折れてしまった方もたくさんおられます。
でも、最初から短時間で書ける人はほとんどいません!
まずは、5〜600文字の記事を書き続けることから始めてみましょう。必ず慣れてきますし、慣れた頃には「もっと書けるな」や「苦痛じゃなくなったぞ」と思えてきますよ。頑張って継続していきましょう!
※くれぐれも早く終わらせたいからと言って「個人的な日記」でお茶を濁さないようにしましょう。一番の悪手ですよ!
(参考:「企業ブログに「社員の日記」を書いてはいけない理由」)
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