企業ブログや施工事例の作成で最も大切なのは「6W2H」の中のどれ?
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
企業ブログや施工事例といったオウンドメディアだけでなく、企画書やメールマガジンなどのテキスト作成やマーケティング戦略でよく使われる「6W2H」というフレームワークがあります。聞いたことのある方や実際に利用されている方もおられると思います。
このフレームワークは、情報を整理し、効果的なコンテンツ作成の手助けをしてくれるだけでなく、明確な目的やターゲットの設定においても非常に有効な手法です。
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【 6W2Hとは? 】
・What(何を):伝えたい内容やメッセージは何か?
・Why(なぜ):なぜその情報を発信するのか?目的は?
・Who(誰が):発信するのは誰か?
・Whom(誰に):誰に向けて発信するのか?
・When(いつ):いつ発信するか?
・Where(どこで):どのプラットフォームや場所で発信するか?
・How(どのように):どの手段や方法で伝えるか?
・How much(いくらで):予算やコストはどのくらいか?
「5W1H」は学校の授業で習ったという方も多くおられるのではないでしょうか?「6W2H」はそれにひとつの「W=Whom(誰に)」と「H=How much(いくらで)」が加わったもので、よりビジネスシーンに寄せられていることがわかりますね。
この中でも、特に重要な要素が「5W1H」にはなかった「Whom(誰に)」です。
つまり「ターゲットとなる見込み顧客をしっかり捉えること」が大切なのです。企業ブログや施工事例においては、「誰に向けて情報を発信するのか」を明確にすることこそが、コンテンツの質や効果を大きく左右するからです。
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【 なぜ「Whom」が最も重要なのか? 】
「Whom(誰に)」は、発信するコンテンツの方向性を決定する根本的な要素です。ターゲットが明確でなければ、伝えたいメッセージが曖昧になり、結果として読者に届かないコンテンツが出来上がってしまいます。逆に、ターゲットが明確であれば、その読者が求める情報を的確に伝えられ、効果的なコミュニケーションが可能になります。
例えば、建築会社が自社の施工事例を紹介するブログを作成するとします。ターゲットが一般の家を建てたいと思っている人なのか、企業向けに大型建設を考えている人なのかによって、紹介する内容や表現方法は大きく異なります。一般の消費者を対象にするなら、具体的な施工例の写真や家づくりのプロセス、住み心地に関する情報が求められますが、企業向けであれば、プロジェクトの進行管理や技術的な詳細が重要になるでしょう。
つまり、「Whom(誰に)」がしっかり定まって、初めて「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」「Where(どこで)」が決まっていくのです。
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【 まとめ 】
企業ブログや施工事例といったオウンドメディアを成功させるためには、「Whom(誰に)」を意識すること、つまりターゲットをしっかり捉えることが最も重要です。
ターゲットが明確であれば、その読者に響くコンテンツを作成でき、結果としてビジネスの成長に繋がります。「6W2H」の他の要素も重要ですが、まずは「Whom(誰に)」を中心に据えて戦略を立てることで、その後の作業もスムーズになり、企業の発信力も格段に向上しますよ!
具体的にどのように設定すればいいのかは、コチラの記事で解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
参考:「オウンドメディアには必要不可欠!ターゲット設定とコンテンツ作成のポイント」
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