文章にはたくさんの「型」が必要って 本当?
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
文章ライティングについて悩まれて色々調べた経験のある方は、文章に「型」があると見聞きしたことがあるのではないでしょうか。実際にインターネットで「文章 書き方 型」と検索すると様々なページがあがってきます。本屋さんに行ってもライティング関係のコーナーに色々並んでいますね。
実際、文章には色々な型(パターン)がありますが、私個人はそんなにたくさんの「型」を知らなくてもいいと思っています。(知っていて損はありません!)
というのも、覚えても使いこなすことはかなり難しいのです。
すでに色々な文章を書かれていて書くことにハードルを感じない方が、より「伝えやすい構成」を工夫するためにはとても重要なものになります。
しかし、「文章難しい・・・」「ブログとか書きたくないな」と感じている方にとって、8つも9つもある「型」を覚えることはさらにハードルを上げてしまうものになり、余計にストレスを感じることになります。
なので、私が研修でお伝えしている「型」は、2つだけです。
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1)三段構成(序論・本論・結論)
・序論:いわゆる書き出し。世の中で言われている一般論、自分の仮説や問題提起などの前置きにあたります。
・本論:自分の伝えたいこと、序論に対する説明や根拠。これらが複数ある場合は、本論1、本論2など、ここに項目を列挙していきます。
・結論:本論のまとめ。本論を根拠とした自分自身の提言です。
三段構成は文章の基本の型と言えます。シンプルなので書きやすく、伝わりやすいので、私はこの型を最初に習得することをオススメしています。
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2)結論からの書き出し(PREP法)
・結論:書き出しに仮説や一般論ではなく、自分自身の提言をしっかり表明します。今から何を書くのかを明記します。PREP法では「P=Point」にあたります。
・本論:なぜそうなのか、その理由や根拠、説明を書きます。読者にとって分かりやすい具体例も書くことで、より説得力が増します。PREP法では「R=Reason/E=Example」にあたります。
・結論:もう一度改めて、結論として自分の提言や意見を書きます。
全部の文章を読んでもらわなくても、最初のブロックで自分の考えや情報を伝えることができ、短くまとめることができるので、時間のないビジネスシーンではよく使われる型と言えます。
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まずはこの2つの「型」をしっかり意識して使えるようになってから、他の型を身につけていけば十分だと考えています。
大切なことは、「型」を覚えることが目的なのではなく、ストレスなく文章を書けるようになり、それがしっかり読者に伝わることです。