読みにくい文章ってどんな文章?・その6「同じ単語が続いてしまう!」


こんにちは、コピーライターのオオニシです。

読みやすく伝わりやすい文章を考える上で、「読みにくい文章」がどのようなものかを知っておくシリーズ、今回は「連続してしまう同じ単語」についてです。

ひとつの単語が文章内の近い距離で連続させることは避けた方がいいでしょう。文法として間違っているわけではありませんが、どうしても「くどさ」や「幼さ」を感じさせてしまいます。

また、文末の言い切り方も「〜です。」や「〜ます。」など同じものが連続してしまうと、違和感がある文章になってしまいがちです。

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【例文】

弊社ではあらゆる木材を扱っています。木材の特性をしっかり見極めています。最適な場所に木材を使用しています。

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例文では、「木材」という単語が3度続き、文末も「〜います。」が連続しています。また、今回のテーマからは外れますが、短い文章が連続するのも「たどたどしい幼さ」を感じさせてしまいますね。

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【修正後】

弊社ではあらゆる木材を扱っています。それらの特性をしっかり見極め最適な場所に使用しています。

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2つ目の「木材」を「それら」に置き換え、3つ目の「木材」は記載しなくても伝わるように文章を繋げて省略しました。これで「くどさ」や「たどたどしい幼さ」の印象はなくなりましたよね?

内容としては伝わる文章であっても、「どこか読みにくい」や「何か変だな?」と思う箇所があると、スッと頭には入ってこない文章になります。読みやすい文章を心掛けて、自社の情報や想いをしっかり伝えていきましょう。

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これまでの「読みにくい文章ってどんな文章?」も参考にしてください☆

その1「ひとつの文が長すぎる!」
その2「文章内の因果関係が成立していない!」
その3「主語と述語が離れている!」
その4「連続してしまう『の』はどうすればいいの?」
その5「修飾語はどこにかかっているの?」

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