伝えづらい事業内容を文章で分かりやすく伝えるために試してもらいたいやり方
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
私がコピーライターの仕事で重要視しているのは、もちろん販売促進につながる文章を作成することですが、そのために必要なのはターゲットに「しっかり伝わるようにする」ということです。
発信する企業側が内容を理解しているけれども、それを受け取る側(B to Bであれば企業、B to Cであれば消費者)が「読んでもよく分からなかった」ということがあります。
私が今までお請けしたご依頼で難しかったジャンルは「工業系」です。特に「精密機械」や「製鉄」に関係したものは物理的な内容や化学的な内容が含まれていたため、ライティングをする前にまず自分が理解する上でとても苦労しました。
もしかすると、企業ブログで発信する方々も、「これ、どう説明したらいいかな」と思うことが多々あるかと思います。
そうした際にぜひ試していただきたいのが、「声に出して説明してみる」ことです。
誰かに話すのでもいいですし、ひとりで目の前にいる誰かを想定してみてもいいです。「えー、〇〇というのはですね、、、一言で申しますと△△△ということで、つまり・・・」といった感じでプレゼンテーションをしてみるのです。
頭の中だけでは効果がありません。乱雑でいいので情報を一度紙やメモに書き出して、必ず「声に出して」やってみてください。最初から理路整然としていなくてもいいです。しどろもどろでも大丈夫です。何度か声に出して説明をしてみると、その商品や製品、サービスについての「輪郭」が見えてきます(解像度が上がるとも言えます)。
実際に私はこの方法で、難解な内容の案件をいくつもクリアしてきました。ひとりでプレゼンテーションをしながら、「そうか、そういうことか!」と理解して、「つまりこう説明すると分かりやすい」と考えながら文章に変換していきました。
とても地道な作業ですが、伝えづらく難しい内容を「分かりやすく」「伝わりやすく」するためには効果的なやり方です。「どうしよう!?」と悩んだ時はぜひお試しくださね。