なぜコピーライターが企業ブログを教えるようになったのか?
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
今回は、コピーライターである私が、なぜ企業ブログや施工事例の書き方を教える研修講師になったのかをお話します。
きっかけは知人からの「文章を教えることはできますか?」というお声掛けでした。それまで、誰かに文章の書き方を教えたことはなかったのですが、「やってみたいです」とお請けしたのでした。
その一つ目の理由は、人前で話すことに抵抗がなかったからです。
実は若かりし頃、あるテレビ局の集客管理という仕事をしていたことがありました。スタジオにお客様を入れる番組収録の際に、来られたお客様の案内や誘導をしたりする仕事です。ここでお客様に向けての「前説」ということをしていたのです。拍手の練習をしたり注意事項をお伝えしたり、番組収録が始まるまで退屈させないようにお話をするアレです。
この人前で話すことができる、というのは講師業ではかなり大切な項目です。教える内容がしっかりしていても、緊張して早口だったりモゴモゴしていたりすると困りますよね?
二つ目の理由は、企業ブログは広告に含まれると考えたからです。
ブログというと、どうしてもライトなイメージ、古くからインターネットに携わっている方からすると「日記」のイメージがあります。しかし、それは個人ブログの話です。企業ブログは、れっきとした「広告」なのです。
私は広告の分野で20年以上コピーライターをしてきました。この10年ほどは、企業サイトや会社案内のコピーライティングが主になっています。つまり、企業からエンドユーザーへの発信に関するお手伝いをずっとしてきたのです。
そこで培ってきた「取り組み方」や「考え方」をお伝えできるのではないかと思ったからです。(「技術」を記載しない理由はまた別記します)
最後の理由は、私がどこにでも行けるタイプだからです。
私の活動地域は関西です。お話をいただいた知人の会社は大阪と東京でしたが、研修を受けたいという企業様は全国各地にありました。
すでに講師をされていた方の中に、「関西以外は行きたくない」という方が多かったようです。私は生まれは関西ですが出身大学が九州であったり、お打ち合わせで関東に行ったり、取材で西日本を巡ったりした経験があったので、移動に関しては全く問題ありませんでした。
結果的に、鹿児島から岩手、新潟まで様々な企業様のライティング研修を行なってきたのでした。
コピーライターとしてライティング案件をお請けしていますが、私は「企業の中で内製できるものは取り組んだ方がいい」と常に考えています。特に企業ブログは社内全員で取り組むことのできる「営業活動」です。
それを実現できるように、これからもコピーライターとして、企業ブログや施工事例のライティング研修を行なっていきたいと願っています。