文章作成は思考8割、ライティング2割
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
コピーライターという職業は一般的に文章のプロ(専門家)として定義されています。日々、広告のキャッチコピーや文章を依頼され作成することで対価を得ています。
そういう仕事をしていると、時々「パッと思いついたことでいいからウチの広告書いて」「すぐに書けるんでしょ?」と言われることがあります。
実は全くの逆なんです。
広告コピー(キャッチも長文も含めて)を制作する際に、そのほとんどの時間を「思考」に使います。より詳しくいうと「事前調査」「ヒアリング」「情報整理」「アイデア出し」「構成」を含めた「思考」です。
全体の割合でいうと「8割」を思考に、パソコンに向かって行うライティングは「2割」というのが実際の感じでしょうか。
これまでの経験から、ある程度の当たりをつけることはできますが、毎回同じパターンでライティングをするなんてことはありません。同じ業種のクライアント様であっても、解決するべき課題や発信したい内容はもちろん異なるからです。
丁寧な「ヒアリング」から奥底に眠る課題の本質を見つけ、その内容をいかに分かりやすく伝わるようにし、より印象を残すような言葉を探る思考が大切なのです。
私の仕事と全く同じことを一般職である企業の方々が身につけることはかなり難しいことですが、その「マインド」や「スキル」の一部でも身につけていただくことで、企業ブログや施工事例の作成にお役立ちいただけるのではと考えています。