クリエイティブ業務の中で最も内製化しやすいのは「ライティング」
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
当ブログの記事「企業ブログと施工事例を企業で「内製化」した方がいい3つの理由」では「内製化のメリット」について書きましたが、今回は「ライティングが最も内製化に適している理由」についてお話ししたいと思います。
ホームページ運営や広報、広告などに必要となるクリエイティブ業務には、
・デザイン(グラフィック/ Web)
・写真撮影
・画像加工(レタッチ)
・サイト改善に必要なHTML / CSSのプログラミング技術
・動画作成
・ライティング(コピー / Web)
などがあります。(他にも細々とありますが、今回は代表的なものを)
上記はすべて専門職に当たるものですが、私がこれまで実際に体験や習得をしてきたものです(ライティング以外は素人レベルですが・・・)。一般論ではなく体感をもとにした「内製化しやすもの、しづらいもの」をご紹介します。
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【内製化しづらい】
・デザイン
まずデザインソフトが必要になり、そのオペレーション技術も習得しなければなりません。さらにデザインのルールやレイアウトのセオリー、幅広いバリエーションを身につける必要があります。また、印刷物に関しては色彩や印刷工程に関しての知識も必要です。
デザイン実務の経験者が社内にいると内製化が可能です。ただし、属人化してしまうので、退職されると継続できなくなってしまいます。
・プログラミング
最も内製化がしづらい技術です。習得するまでには長い時間と経験が必要です。大企業ではサイト制作と運営専門の部署は珍しくありませんが、ほとんどの中小企業では制作会社に外注しています。
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【内製化しやすい】
・写真撮影
技術の進歩により、スマートフォンで簡単に高画質のものが撮影できるようになりました。またデジタル一眼レフカメラやコンパクトカメラでも扱いやすいものが多く販売されています。ただし、一定以上のクオリティを求めると、構図や光のバランス、レンズの特性、物撮りや人物撮影であれば高度なライティング技術が求められます。
写真撮影を趣味にしている詳しい社員やスタッフがいると、内製化ができそうです。また、写真撮影の企業研修もあります(私の友人のカメラマンも行っています)。
・動画作成
写真と同様に最近のスマートフォンで撮影が可能です。アプリを使えばスマホ内で編集からアップロードまで可能になります。
作業工程の紹介など断片的なものなら内製化が可能ですが、シナリオが必要になるストーリー立てをした内容になると企画の立案や構成を綿密に組まなければなりません。また会社や店舗案内、ブランド紹介など高いクオリティを求める映像はプロに外注をした方がよいでしょう。
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【内製化した方がいい】
・画像加工
影を消すことや合成など高度なものは難しいですが、写真画像内に文字を入れる、暗く写った画像に明るさを足したりコントラストをつけるぐらいなら簡単なソフトやアプリで可能です。このレベルの作業でしたら、外注をするよりもソフトの使い方を覚えてしまった方が時間もコストもカットできます。
・ライティング
得意不得意がありますが、ベースとなる日本語は社員全員が扱うことができます。特別なソフトはいりません。パソコンに入っているテキストエディターやWordで十分です。ただ、「何を」「どのように」書くのかが難しい問題になります。それでも、研修を経て継続していけば内製化は十分に可能です。
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厳密にいうと、すべて覚えることは可能です。ただし、使えるようになるまでは相当の時間が必要です。そのコストを考えると、外注するべきものはプロに依頼した方がいいと思います。
そうした中でも、ライティング(ウェブライティング)は最もコストと時間をかけずに内製化ができる技術だと言えます。だからこそ、私は5時間の研修でウェブライティングに対する意識と技術をお伝えして、必要であればバックアップ(伴走)もしているのです。
まずは、ライティングをきっかけに、企業ブログと施工事例の「内製化」を進めてみましょう!