長い文章を書きたくない人に知ってほしいライティングのコツ
こんにちは、コピーライターのオオニシです。
コピーライターはキャッチコピーの制作だけでなく、長文のライティングも仕事の範囲に含まれます。特に企業サイトのライティングをお請けする際には、SEOの観点からキーワードを多く含ませるために「かなりの長文」を書くことが多々あります。過去には1ページ8〜9000文字というライティング依頼もありました。
企業内ではそこまでの長文を書くことや文字数を指定されることはありませんが、企業ブログや施工事例で書く内容がたくさんある場合、「これは長くなりそうだな」と感じることはありそうです。
短い文章だったらなんとか頑張れるけど、長い文章を書かなければならい時ってどうしても気が引けてしまいますよね。時間もかかるし、大変だし、どう書けば上手くまとまるかも分からない・・・。
そんな時は「分割」をしてみましょう!
当ブログの記事「文章にはたくさんの「型」が必要って 本当?」に記載しました「三段構成」も、分割を意識したひとつの手法です。記事から抜粋すると、こういう内容です。
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三段構成
・序論:いわゆる書き出し。世の中で言われている一般論、自分の仮説や問題提起などの前置きにあたります。
・本論:自分の伝えたいこと、序論に対する説明や根拠。これらが複数ある場合は、本論1、本論2など、ここに項目を列挙していきます。
・結論:本論のまとめ。本論を根拠とした自分自身の提言です。
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例えば、三段論法で「1000文字の文章」を作成するとします。
さらに、本論の中に三つの項目を入れるとします。
そうすると、
どうでしょうか?ちなみにX(旧Twitter)の文字数は140文字です。各項目は決して長い文章ではありませんよね?もしかすると、各項目は200文字で足りないぐらいかもしれません。
このように、書くべき内容を項目化して分割することで、「面倒くさい」や「大変だ」という気持ちを解消することができます。「製品や住宅と同じように文章にも設計図があります」も参考にしてくださいね!