施工事例に「情報」だけでなく「ストーリー」も入れてみましょう
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こんにちは、コピーライターのオオニシです。
ハウスメーカーさんや工務店さんがホームページに掲載する施工事例は、新しいお客様に向けて発信をするための重要なコンテンツです。しかし、家の素材や工法、写真、図面などの情報だけを掲載している企業が多く見られます（写真だけの施工事例もたくさんあります）。
参考）「施工事例って写真だけでいいのでしょうか？」
これでは、せっかくホームページに来られた方にとって「へー、キレイだなぁ」ぐらいにしか印象が残りません。私の施工事例研修では、「ストーリー」を取り入れることをお伝えしています。
今回は、施工事例に「ストーリー」を持たせるためのポイントとその重要性について詳しく解説していきます。
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１）お客様のご要望を明確にする
まず初めに、お客様がどのようなご要望を持っていたのかを明確に記載しましょう。例えば、「家族が増えたため、広いリビングが欲しい」という要望や、「バリアフリー対応の住宅を希望している」といった具体的なニーズがあるはずです。これらの要望を具体的に記載することで、同じようなニーズを持つ潜在的な顧客が共感しやすくなります。
《 例1-1：家族団らんができる広いリビング 》
あるご夫婦は、第一子が誕生することを機に、広いリビングがある家を求めていました。家族団らんの時間を大切にしたいという思いから、「広くて明るいリビング」を最優先事項としたのです。
《 例2-1：高齢の両親と同居するための二世帯住宅 》
あるご夫婦は、高齢の両親と同居するために二世帯住宅を希望していました。両親が年を重ねてきたことから、バリアフリー設計やプライバシーを確保しながらも一緒に暮らせる家を求めていました。
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２）解決策の提示と施工プロセスの紹介
次に、お客様のご要望に対して「どのように応えたか」を具体的に説明します。ここでは、使用した素材や工法、設計の工夫などを詳しく紹介しましょう。また、施工プロセスを写真や図面を交えて説明すると、視覚的にも分かりやすくなります。
《 例1-2：オープンリビングの設計 》
この夫婦のために、オープンリビングの設計をご提案しました。リビングとダイニングを一体化し、大きな窓を設けることで自然光を取り入れ、広々とした空間を実現しました。さらに、収納スペースを壁面にまとめることで、部屋全体をスッキリと見せる工夫もしました。
《 例2-2：バリアフリー設計と独立した生活空間 》
この夫婦のために、バリアフリー設計を重視した二世帯住宅をご提案しました。１階は両親のために、段差を極力なくし、手すりを随所に設けた安全な設計としました。また、キッチンやバスルームも両親用に使いやすい部材を入れて、高さや配置を調整しました。２階には夫婦と子供たちのための独立した生活空間を設け、プライバシーを確保しつつも、家族全員が集まるための大きなリビングを中央に配置しました。
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３）お客様の反応と満足度
最後に、完成した住宅についてお客様がどのように感じたかを伝えます。お客様の声を直接引用することで、リアルな感想や満足度が伝わりやすくなります。また、施工後の生活の変化や新しい家でのエピソードなどをお聞きして紹介すると、ストーリー性が一層高まります。（必ず掲載の許可をいただきましょう！）
《 例1-3：家族団らんの時間が増えた 》
完成した家を見たお客様は、「まさに理想のリビングです！」と大変喜んでいました。広いリビングで家族が集まり、一緒に食事をしたり遊んだりする時間が増えたといいます。「子供ものびのび遊べるし、家族全員がリラックスできる空間ができました」との声も頂き、私たちも非常に嬉しく思いました。
《 例2-3：家族全員が安心して快適に暮らせる家 》
完成した家を見たお客様とご両親は、「安心して暮らせる素晴らしい家ができました」と大変喜んでいました。特にご両親は、段差のないバリアフリー設計と手すりのおかげで、家の中での移動が非常に楽になったとお話しされていました。
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お客様との「ストーリー」を盛り込んだ施工事例をたくさん掲載することで、「ここなら自分たちの要望を聞いてくれそう！」「いい提案をしてくれそう！」と思ってもらうことができます。
写真や図面も大切ですが、それだけでは作り手であるハウスメーカーや工務店としての「提案力」や「課題解決力」は伝わりません。
自社がどのようにお客様の夢を実現しているのかをしっかり伝えることが、新たなお客様を引き寄せる第一歩になりますよ！
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